新型コロナウイルス感染の後遺症

前回の記事で、新型コロナウイルス感染予防の意義という内容を書かせて頂きました。

新型コロナウイルス感染予防の意義

 

その中で、感染予防の意義として

「軽症者でも発症しえる後遺症に悩まされないようにする」

と書きましたが、その詳細を述べていきたいと思います。

 

日本呼吸器学会にまとまったページがありますので、そこからの引用を中心に書かせて頂きます。

https://www.jrs.or.jp/modules/covid19/index.php?content_id=10

 

イタリアからの報告ですが、症状出現後約60 日の段階で少なくとも1 つ以上の症状が残存している患者は87.4%もいるそうです。

2ヶ月経過しても、なお、9割近くの人には症状があるという訳です。

 

症状としては

倦怠感が53.1%、呼吸困難感が43.4%、関節痛が27.3%、胸痛が21.7%と多く、

その他、咳嗽、嗅覚脱失、目や口の乾燥、鼻炎、眼球充血、味覚障害、頭痛、喀痰、食思不振、咽頭痛、めまい、筋肉痛、下痢など様々な症状が認められています(図を参照)。

さらに、32.2%の患者で1〜2 つの症状があり、55.2%の患者で3 つ以上の症状を認めているということです。

 

フランスからも同様の報告があり、入院後約110 日以上経過した時点で、

55%で倦怠感、41.7%で呼吸困難感、34.2%で記憶障害、30.8%で睡眠障害、26.7%で集中力の低下、20%で脱毛を認めているようです。

「息切れが激しくなった」
「目や口が乾燥する」
「なんだか疲れやすい」
「耳がよく聞こえなくなった」
「せきがまだ続く」
「食欲が戻らない」
「関節が痛い」
「毛が薄くなってきた」
「嗅覚が戻らない」
「記憶に障害が……」

これが、実際の患者の声です。

 

発症時には軽症だとしても、それが継続するとなると生活に支障をきたすレベルです。

それを本当に「軽症」と呼べますか?

 

感染予防の意義として、しっかり頭の中に入れてほしいと思います。

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP